我妻 慧 弁護士

「弁護士に相談する」ということで、やはり緊張していらっしゃる方が多いので、なるべくその緊張感を和らげられるよう、話しかけやすい雰囲気でお話することを心がけております。
また、せっかく相談いただいたのに、弁護士の説明がわかりづらければまったく意味がありません。特に法律用語など、難しい言葉をなるべく使わず、どなたでも理解しやすい説明を大切にしています。

そもそも私は、「弁護士はサービス業である」と考えています。
確かに、弁護士に依頼したからといって、すべての悩みが解決できるわけではありませんし、すべてのご希望を叶えられない場合もあるため、結果に対する保証はできない面があります。
しかし弁護士の仕事は、相談者の方から相談を受け、適切なアドバイスを行い、法律を使って解決に導くという「手段」を提供することです。依頼者の方にとって、常に最善の手段をご提案できるよう、これからも全力を尽くしていきたいと思います。

やはり、感謝の言葉をいただいたときですね。依頼者の方の力になれたことを、一番実感できる瞬間ですから、「弁護士になってよかったな」と素直に思います。
また、ときには解決が非常に難しいご相談をいただくことがありますが、できることをすべてやり尽くした結果、無事に解決できたケースなども、印象深いですね。「次の依頼も、この調子でがんばろう！」と、大きなやりがいや達成感を感じます。

「弁護士、法律事務所…何となく近寄りがたい…」ではなく、もっと気軽に頼っていただけるようになれば、そういった状況も少しずつ変わっていくはず、と考えています。アディーレが掲げる「身近な法律事務所の実現」という理念を大切にして、より一層業務に励んでいきたいと思います。

仙台支店は、仙台駅直結と言っていいほど、駅近くのビルに入っているため、アクセスが抜群です。
また、安心してお話いただけるように、個室の相談室を用意しています。窓からは、田園風景と太平洋が広がっており、天気がよい日には福島県相馬市あたりまで見えます（これは私の主観かもしれません）。気持ちよく相談ができる、という意味で、眺めのよさもちょっとしたポイントかもしれません。

また仙台支店の弁護士・事務員は、「堅苦しい法律事務所」というイメージを変えるためにも、親切・丁寧な対応を常に心がけております。この点については、ほかの支店に決して負けないと自負しておりますので、ぜひ一度ご来所いただき、ご自身の目で確かめていただければと思います！

民事裁判で訴えられてしまった方のご相談をお受けしたときのお話です。
その方は、「私は刑務所に入れられてしまうのでしょうか…とても不安です…」と言って、とても険しい表情をされていました。そこで、まずは「刑務所に行く心配はありません」としっかりお伝えしました。そしてお話を伺っていき、民事裁判での対応についてアドバイスさせていただき、安心した表情で事務所をあとにされました。
その際、「本当にどうすればいいのかわからず、不安しかありませんでしたが、先生に相談してよかったです」と言っていただけたんです。弁護士といっても一人の人間に過ぎませんので、感謝のお言葉をいただけることが、やはり一番嬉しいです。そして、「次はもっとよいご相談対応をしたい！」という、さらに大きなやりがいに繋がっています。

アディーレが理念として掲げる「身近な法律事務所」というのは、私自身もそうあるべきと思っていることです。
その理念をさらに実現できるように、もっと利用しやすく、良質なリーガルサービスを提供することを心がけていきます。
「一歩踏み出してみようかな」と思っていただけるよう、仙台支店一同、誠心誠意対応させていただきます。